夢日記

夢で見た内容を公開

わたしはモデルの波瑠となっていた。

木造で、レトロな雰囲気の駄菓子屋さんみたいなところに入ると女の人が家族を連れてきていた。

「蚊だと思ったら街だった  っていう店名だけどどこに蚊がいるの?」

と女の人が店の主人に言うと、

「ありゃ、本当だな  どこにも蚊がいやしねぇ、これはタンポポみてぇじゃねぇか。あいつ飾るもの間違えやがったのか」

と店に飾ってあったタンポポみたいな白っぽい飾りを見ながら言った。

どうやらこの飾りは奥さんがつけたみたいだった。

本来は店名の通り、蚊の飾りをお菓子のあたりに飾るらしい。誰かが、「食べ物のうえに蚊が飾ってある店って何なんだよ」と言った。

 

わたしは小学生4人と駄菓子屋に来ていた。わたしはお店の看板を見ながらこう言った。

「この店名の  蚊  ってどういう意味なんですか?」

主人は、「よくわからねぇな。かみさんがつけたからよ」と言ったのでわたしは奥さんに手紙を出した。青いインクでA4の便箋が全部埋まるまで書いた。

 

手紙はすぐに返ってきた。文章は全然思い出せないけど、写真が動く雑誌とともに太いマジックで書かれた手紙だった。

雑誌の写真はおそらく奥さんの写真だ。サングラスをかけて、オープンカーに乗って海岸沿いを走っている。動いている。60年代〜70年代のフォークシンガーを思わせるロングのパーマヘアで誰かと一緒にいた。

  雑誌の裏に、「蚊=鳩となって一緒に いる という意だと思われる」というちょっとよくわからない解説が誰かの字で書かれていた。奥さんはとっくに亡くなっていた。自殺だったらしい。

 

わたしたちは電車に乗って帰った。

向かいの席に黒人がいて、わたしの片手と黒人の片手が入れ替わっていた。そのことに小学生の女の子が気づいていた。