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バイト先の店長にわたしは、
「レジのカウンターに高さがあるので
お客様の商品を置くときにこーんな、変な体勢になる」と説明していた
店長は理解できないらしかった
わたしと、知らない女の子(同い年くらい)と、
吉井和哉と、あと1人(思い出せない)の4人が車のなかにいた
わたしは後部座席の左側、女の子は隣り、
吉井和哉は助手席、あと1人は運転席だった
女の子が、綺麗な音を録音しに行きたいというので、
みんなで遠いところまで出かけた
車内でイエローモンキーの曲をかけたけど、すでに3周くらいしてて飽きてしまった
(わたしがセレクトした曲)
吉井和哉は、指に黒いマニュキアをしていてわたしがそれに触ると嫌がった
わたしは、「ごめんなさい…」と謝った
湖みたいなところとか、家の中とか(急に帰ってきた)、色んなところで音を録音した
胃カメラみたいな録音機だった
わたしは2階から一気に階段を降りて1階にある録音機までスライディングをした
(そういう音が欲しかったらしい)
女の子は「豚みたいなお腹ね」とわたしに言ってきたので、
わたしはTシャツをめくった
「豚みたいじゃなかった……」と女の子は呟いた
お腹はぺったんこだった
ピンクのフリルがついたショートパンツからは陰毛がはみ出ていた